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ゆーなびは、事業売上の一部を募金活動に当てています。

私たちは、ゆーなびを通して学生のU・Iターン活動を応援しています。またその一方で、事業活動で得た利益の一部を東北地方へ還元することにより、東北を元気にしたいと思っています。
ここでは、募金先である公益財団法人 東日本大震災復興支援財団様への取材記事を通して、ゆーなびから届けた募金がどのように使われるのか、どのような意義があるのかを、お伝えしています。
ゆーなびの社会貢献活動に興味がある方は、ぜひ一度目を通してみてくださいね。

東北の未来に向けて支援を

東日本大震災復興財団に聞く、東北との歩みとこれから

外で自由に遊べる時間、好きなことを楽しみ、時には将来のために勉強出来る自由な場所。
そんな日常が一瞬にして変わってしまった震災から、約7年。
震災から3ヶ月後にいち早く設立され、さまざまなサポートを通して被災された方々を支え、東北の未来を育み続けてきた東日本大震災復興支援財団の方に、被災地の方との歩みとこれからのお話をお聞きしました。

東日本大震災復興支援財団とは

『復興支援を通じて、次の世代が幸せに暮らす社会の創生に貢献する』ことを活動理念に、孫正義氏・王貞治氏・SMAP(当時)を発起人として、2011年6月に設立。現在も継続してお子さんやその家族に焦点を当てた支援を続けている。

東日本大震災復興支援財団様
立ち上げ

孫正義の想い
「暮らしに再び自由を」は一つの団体へ

――今日はよろしくお願いいたします。まず初めに、設立の経緯を教えてください。

公式に設立したのは6月なのですが、サポート自体は震災直後から行っていました。元々ソフトバンク代表の孫正義が、『私財をなげうってでも被災された方の力になりたい』と思うほど震災に心を痛めており、その想いを形にしたのが始まりです。孫正義は被災地のために100億円の寄付を行ったのですが、そのうちの40億円で私たちの財団が作られました。

――当初から、具体的にこんな方のためにこんな支援をしたい、という想いがあったのでしょうか。

いえ、当時、時間をかけて議論していたのを今でも覚えています。結果的に、現在の活動理念やビジョンに投影されている「子ども」や「次世代」に焦点を当て、未来の東北への復興を担う人材をサポートしたいという考えに至りました。

――復興直後から、未来を見据えた支援をされていたんですね。特に被災直後となると、どうしても今日・明日の暮らしに目が行きがちだと思いますが……。

お子さんへの教育や純粋な遊びに関わる支援は、後手に回りがちになります。だからこそ、公的な資金や団体からの支援は、日々の暮らしに必ず必要になるので、そちらで使ってもらうことにして、私たちの資金は未来への投資へ回して欲しいという想いがありました。
また、お子さんに自己決定の機会――外で遊べるということ、宿題が出来るということ、友達と会えるということといった、自由な環境の提供を行いたかったというのもありました。家庭やお子さんといった個人にフォーカスを当てて支援をするというスタイルは、今でもブレない軸となっていますね。

――立ち上げ段階で大変だったことはありますか。

本当に困難だらけでした。元々非営利団体のプロではない個人が集まって始まった団体だったので、すべてが手探り状態で、ときには上手く想いが伝わらず、被災地の方々にお叱りを受けたこともありました。一人ひとりの想いを真摯に受け止めながら、試行錯誤を重ね、今日までやってきました。

画像:東日本復興支援財団記事

(子どもたちの未来を育む活動は、震災直後から始まりました。写真は学べる基金の奨学生)

設立~支援第一期

第一期は「とにかく逃げたい」を支える
支援は手が届きにくい“個人”へ

――特に支援を重視した地域などはあったのでしょうか。

広い地域で復興のお手伝いをしておりますが、設立からしばらくは福島の方々に対するご支援が多かったかもしれません。まだみなさんの記憶にも新しいと思いますが、原発事故は、沿岸部だけではなく福島の中通りの方にも高い量の放射線を及ぼしたといわれています。ただ、不思議なことに誰も計ったことはないんです。何が本当で何がフェイクなのか分からない恐怖は、今も、被災した方々の心に残っていると思います。
強制的に避難を余儀なくされた方以外は、「とにかく逃げたい」けれど「家計を考えると簡単には踏み切れない」という悩ましい状況が続いていました。そのため、そういった個人の方に避難助成を行いました。

――復興初期頃の代表的な支援を教えてください。

『子どもサポート基金』や『まなべる基金』、『震災孤児携帯料金サポート』などが主でした。中でも『子どもサポート基金』は、子どもたちを支える団体への助成なのですが、規模の大小に関わらず、強い想いがある団体にはどんどん支援をしました。
 中でも、就活をしたい、病院へ行きたいけれどお子さんがいるため、自由に動くことが難しい……といった、今後の生活を立て直したいお母さんたちのために、自主避難者の方が北海道札幌市で自ら立ち上げた一次保育施設「さくらんぼ」さんには、とても心を打たれた思い出があります。自分も被災されて大変な状況にあるにも関わらず、身を切ってでも周りの方の助けになりたいという覚悟に、人間的な強さがあったんです。

画像:東日本復興支援財団記事

(最近では東北事務所を立ち上げました。より近い現場から、子どもの成長を見守ります)

支援第二期

変わる支援フェーズ・変わらない想い
第二期は東北を担うリーダー育成へ

――最近では、『子どもサポート基金』や『まなべる基金』以外でも多くの活動をされているようですが。

何年か経って、被災地の課題が変わってきたんです。「東北を自分たちの手で豊かにしていくため、先陣を切ってくれるリーダーが必要」という現地の方の声が後押しとなって、今日明日のための資金ではなく、いよいよ本格的に次世代リーダーの育成に力を入れることになりました。
第一期にあたる支援も終わりかけた頃に行った、外で自由に遊べない環境にあった子どもたちのための自然体験学習プログラム『ふみだす探検隊』が、そのさきがけとなりました。 その後、スポーツを通じてリーダー育成を図る『みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業』や、スポーツや芸術の機械提供をする『東北「夢」応援プログラム』、地元の復興や活性化に取り組む高校生・大学生を支援する『ユースアクション東北』などの事業が開始されました。
新しく始まった『福島こども未来塾』では、1年という期間を通して自然体験や国際交流をしてもらいます。この事業は、自由に遊べない子どもたちを、安心して遊べる場所へ連れていきたいという強い想いから生まれました。自然との遊びの中に溢れる新しい発見や出会いが、子どもたちの著しい成長に繋がるっていうのは、『ふみだす探検隊』の頃から感じていたんです。
スポーツなどに打ち込むこと、新たな勉強を通して知らない世界を見つけること、自然の空気を吸い込んで遊ぶことを通して、被災地の子どもたちに夢や未来を提供しています。

画像:東日本復興支援財団記事

(東北「夢」応援プログラムの野球指導)

画像:東日本復興支援財団記事

(『東北「夢」応援プログラム』は、スポーツを通した子どもの成長に寄与します)

未来へ

被災地の子どもたちが輝ける未来へ
最低10年は支援を継続したい

――今後のビジョンを教えてください。

活動開始時に掲げた“子どもたちのために”という軸は、現在も変わっていません。ゼロ歳から大学を卒業するまで、ささやかながら子どもたちの成長を見守って行きたいです。今では直接お金を渡す活動は、給付型奨学金の『まなべる基金』だけとなりました。資金を届けるというよりは、学びや挑戦の機会を創出し、子どもたちが自由に育める機会を大切にしています。
今では大々的に掲げることはなくなってしまいましたが、活動開始当初から掲げる7つの方針がありました。その中に「最低10年は支援する」という項目があります。実際にどこまで被災地の方々を支え、寄り添っていけるのかは、私たち自身よくわかっていません。ただ、いずれは活動を引き継いでくれる地元の県や団体へバトンタッチしていきたいですね。

――これからの東北の未来に必要なものはどんなものだと思いますか?

震災はこれまでになく悲しい出来事でした。しかしその出来事をきっかけに、被災地へ耳を傾け、被災地のために何かをしたいという想いで東北を見つめる方や、実際に手や足を動かして活動している方がいらっしゃいます。そして、この活動や想いを引き継いでいくのは地元の方なのではないでしょうか。最終的に、地域を元気にするのは、その地域に住まう方々ですから。
だから、これからに必要なのは、東北を担うリーダーなんです。
そしてこの未来が描けてこそ、本当の意味での復興が実現するのではないでしょうか。

画像:東日本復興支援財団記事 画像:東日本復興支援財団記事

(次世代のリーダー育成を目的とした『福島子ども未来塾』が、今もなお子どもたちに多くの体験の風を起こしています)

画像:東日本復興支援財団記事

(活動開始直後に掲げた7つの方針。現在も財団の方々の心に根付いた考え方だと言います)

スタッフより

取材者

発足以降変わらず被災地の方々に想いを寄せ、「私たちが今出来ることは何か」を問い続けてきた東日本大震災復興支援財団のみなさま。
復興への想いを強く感じるとともに、想いを受けた私たちもまた、東北のために出来ることを考えさせられる時間となりました。

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